グレース・フッチは企業法務弁護士として、多国籍企業からスタートアップまで幅広いクライアントに対し、合併・買収およびプライベート・エクイティ投資を重点分野とする多様なビジネス案件について助言を提供している。当事務所のトランザクション部門のアソシエイトであり、革新的技術セクターおよびファッション・アパレル・ビューティ産業チームのメンバーを務める。
グレースは様々な業界のクライアントと協力し、設立手続き、日常的な企業業務、ベンチャーキャピタルによる資金調達、複雑な合併・買収に関する助言を提供しています。 グレースの業務には、プライベート・エクイティ・ファンドや非公開企業・家族経営企業に対する売却イベントを通じた助言が含まれます。こうした過程で、クライアントの事業の詳細や最も重視する事項を深く理解します。その結果、グレースのクライアントは彼女を単なる外部顧問ではなく、自社のチームに不可欠な一員として捉えることが少なくありません。
グレースはプロボノ活動を業務の基盤としており、起業家や社会貢献を目的とするプロボノクライアントに対し、企業法務に関する助言を定期的に行っている。法律事務所での業務以外では、野生生物保護プログラム・研究・教育に専念する非営利団体「ズー・ニューイングランド」(501(c)(3)認定)の諮問委員会委員を務めている。
グレースは2021年、フォリー法律事務所でサマーアソシエイトとしてキャリアをスタートさせた。ロースクール在学中は、ニュージャージー州連邦地方裁判所のエスター・サラス判事およびバージニア州東部地区連邦地方裁判所のM・ハンナ・ラウク判事の下で司法インターンを務めた。また、控訴審・最高裁判所クリニックの学生弁護人として、数多くの憲法問題に関する控訴審弁論要旨の調査・起草を担当した。
代表的な経験
- 世界有数の総合眼科医薬品・医療機器開発企業であるOra, Inc.を代理し、The Vistria Groupによる資本再編を実施。本案件は『Mergers & Acquisitions』誌の2025年ミドルマーケット年間優良案件において佳作を受賞した。
- ファッションシューズ、アクセサリー、アパレルの主要デザイナー兼販売会社であるスティーブン・マデン社(NASDAQ: SHOO)を代理し、様々な投資・買収案件を担当。これには、国際的なプライベート・エクイティ企業シンベンが主導するグループから英国拠点のカート・ガイガーを、企業価値約3億6,000万ドルの現金で買収した案件も含まれる。
- エッジAI技術のリーダー企業であるUtilidataを代理し、Renown Capital Partnersが主導する6,030万ドルのシリーズC資金調達を実施。NVIDIA、Quanta、Keyframe Capitalが投資に参加。
- 受賞歴のあるデジタルゲームパブリッシャー兼開発会社であるDevolver Digital Inc.を代理し、System Era Softworks Inc.の買収を支援した。
- ダイムラー・トラックAGの独立子会社である自動運転車技術企業、Torc Roboticsのアルゴラックス社買収案件において、Torc Roboticsを代理した。
- オーダックス・グループ及びそのポートフォリオ企業であるビーコン・モビリティとディサ・グローバル・ソリューションズを代理し、それぞれ複数の追加買収及び戦略的買収を実施した。
- 産業用モノのインターネット(IIoT)制御製品の主要設計・製造企業であるControlByWebが、North Branch Capitalによる買収において代理を務めた。
発表と出版物
- 著者、「インフルエンサーマーケティング契約を結ぶブランドのためのトップ10のヒント」、『The Licensing Journal』(2023年9月号)
- 共著者、「バーチャル試着室」、ニューヨーク・ロー・ジャーナル(2023年8月)