マイケル・カミンスキーは、主に化学、製薬、化学工学分野において、訴訟、出願手続き、クライアントへの助言を行ってきた知的財産弁護士である。連邦地方裁判所において「第一弁護人」として訴訟を担当する。また、控訴裁判所での経験も有する。
マイケルは、ANDA訴訟をはじめ、医薬品(非ANDA)、LED、自動車安全装置、放射線造影剤、塗装ブース添加剤、蒸留塔充填材からスポーツ用品、食品技術に至るまで、様々な分野の訴訟に関与してきた。
彼は当事務所東京オフィスの共同管理パートナーであり、以前は知的財産部門の運営責任者を長年務め、同部門のサポート体制、ベストプラクティス、品質保証イニシアチブおよび研修の管理を担当した。マイケルは当事務所の知的財産訴訟、機械・電気機械技術、化学・バイオテクノロジー・医薬プラクティスのメンバーである。
ロースクール入学前、マイケルは大手石油会社および大手化学会社で研究化学技術者として勤務していた。
受賞歴と表彰
- 傑出した弁護士、トムソン・ロイター(2025年)
- 全米裁判弁護研究所(NITA®)による「マスター・アドヴォケート」の専門資格認定
- ピアレビューMartindale-Hubbell®ピアレビュー評価において最高性能評価である AVPreeminent® を獲得TM システムにおいて、現在を含め 20 年間にわたり AV Preeminent®(最高評価)を獲得。
- ベンチマーク・リトゲーション・アジア・パシフィック誌( 2020年)により訴訟分野のスター弁護士に選出
- 2015年より日本の知的財産業務、2014年よりワシントンD.C.における知的財産業務において、Managing IP( MIP)誌の「IP Stars」に選出されている
- 米国知的財産法および化学・製薬・化学工学分野に関する広範な知識が評価され、Chambers Global 2014および2015年 版ガイドに掲載。案件処理における熟練した経験豊富なアプローチが称賛された。
- The Legal 500 において、 日本における国際企業・合弁事業分野の知的財産業務(2010年、2011年)ならびに企業合併・買収分野:日本:国際企業・合弁事業(2011年)において 評価を得た。
- ワシントンD.C.におけるアメリカトップ100ハイステークス訴訟弁護士®に選出(2019年~2020年)
所属
マイケルは米国知的財産法協会(AIPLA)の理事を務めた。アメリカン大学、ジョージ・メイソン大学、テンプル大学(東京)の法科大学院で客員教授を歴任。ジョン・マーシャル法科大学院およびミシガン大学(学部課程および法科大学院)でも教鞭を執った。米国化学会(ACS)化学と法部門の委員長を務め、ACSミドルカウフ賞を受賞。 マイケルはAIPLAのフェローにも選出された。さらに、日本の知的財産研究所では「招聘研究員」を務めた。
発表と出版物
マイケルは特許出願手続きと訴訟に関する40本以上の論文を執筆している。彼の論文は『Journal of the Patent and Trademark Office Society』、『Patent World』、『 American University Law Review』などの定期刊行物やAIPLA刊行物に掲載された。マイケルは『AIPLAQuarterly Journal』、『IP World』、『Patent World』、『IP Strategy & Management』の編集委員を務め、特許法に関する書籍の編集も手掛けた。また特許訴訟や特許法に関するテーマで頻繁に講演を行っている。